リノベーションコラム

リノベーションにかかる費用はどれくらい?相場と予算内にとどめる方法

新築のように生まれ変わるリノベーションは、住宅を新しく建てるよりも安く行うことができます。しかし、だからといって安くはない費用がかかるので、しっかり検討する必要があります。

 

そこで今回は、リノベーションにかかる費用の相場についてご紹介します。また、自分の考える予算内に収めるコツについてご紹介しますので、この記事を参考にしてみてください。

 

1.リノベーションの相場

リノベーションの相場は、その内容やデザイン、設備などによって費用が異なります。また、物件の古さや広さ、構造によっても金額が変わります。リノベーションの多くは、「スケルトンリノベーション」と呼ばれる、家の骨組み以外すべてを取り壊して作り直すことが一般です。

 

スケルトン状態にして行う場合は、1㎡あたり10万円程度が一般的といわれています。例えばマンションの場合は、70㎡あたり700万円程度が相場となります。しかし実際には、建材や間取りなどをこだわるほど費用が高くなっていきます。

 

例えばフローリングなどの建材を、無垢材などの天然素材を利用するとさらに高くなっていきます。さらに機能の良いキッチンや浴室にするとより高くなっていきます。

 

中古物件やマンションなどによっても費用が変わるので、複数の見積書を作り、比較することが大切です。自分の住宅にかかる費用は、その見積の費用でおよその相場を確認することができます。

 

2.リノベーションの価格の目安

ここでは、実際にリノベーションにかかった費用についてご紹介します。施工内容によって金額は変動するため、参考としてみてください。

 

2-1.マンションリノベーション

築年数9年、2LDKのマンションをリノベーションした家族の例です。75㎡程度の住宅にある和室をなくし、LDKをさらに広々とさせるリノベーションを行いました。スケルトン状態にはせず、水回りなどの変更しない部分はそのままにしておよそ450万円の費用がかかっています。

 

また、デザイン性を重視して壁紙を大きく変更しています。

 

もう1件は築年数18年、1LDKの専有面積およそ77㎡の住宅です。もともと3LDKあった間取りを1LDKにし、広々とした自宅に改築を行いました。その結果かかった費用はおよそ1,080万円です。

 

2-2.戸建てリノベーション

戸建てのリノベーションの場合、マンションよりも高くなることが多いです。築年数60年以上、木造戸建てで対象面積45坪の住宅は、フルリノベーションでおよそ2,500万円です。子どもが住みやすいようなリノベーションをするべく、広々とした空間づくりを目的として改築を行っています。

 

フルリノベーションではなく、主にキッチンの変更を行った家庭は、築年数27年でおよそ293万円です。綺麗にする場所や範囲によっても金額は変わるので、行いたい箇所をしっかり把握することが大切です。

 

3.予算内にリノベーションするには?

どんな家庭であっても、ほとんどの場合予算は限られています。間取りの変更や設備の変更であっても、すべてを取り入れることが難しい方が多いでしょう。そこで、まず考えなければならないのが「大体どの程度の金額が支払えるか」という部分です。

 

そこでしっかり予算を把握し、それに合わせたリノベーションを行うことが大切です。

 

3-1.リノベーションする箇所を明確にする

リノベーション費用を抑えるためには、漠然としたイメージを明確にする必要があります。人によって何を最優先したいかは様々で、最新のキッチンが欲しいのか、間取りの変更が最優先かなど、新しくしたい場所はたくさんあるはずです。

 

そこで「自分の家の場合は何を最優先して変更したらいいのか」を業者に見積もりをしてもらって明確化していくことをオススメします。業者に見積を出してもらう際は、必ずどこをどうしたいのかという細かな部分を伝えるようにしましょう。

 

3-2.最優先にするリノベーションを順位付けしていく

見積りを出してもらうことで明確化したイメージを、さらに細かく順位付けしていきます。最新のキッチンを取り付けたいと考えている方でも、予算以内に収めるために「これは後回しでもいい」と思った部分は徹底的に省いていってください。

 

この順位付けで大切なポイントは、譲れない部分とあったら良いなと思っている部分をはっきり区別させることです。この順位付けに失敗すると、リノベーション後に「やっぱりアレは欲しかった」といった後悔をすることになります。

 

リストを作成し、そこに優先順位を数字で表していくと良いでしょう。

 

3-3.デザイナーに予算を伝える

業者に予算を伝えることにためらいを感じる方は珍しくありません。しかし、しっかり予算を伝えておかないと、出された見積書が高くなりすぎて一向にリノベーションができないという事態が起こります。

 

予算をしっかり伝えておけば、多少高くなったとしてもグレードを落とせる範囲や、床や壁に使用する建材を安くするといった案も出しやすくなります。

 

4.まとめ

リノベーションにかかる費用は、住宅の築年数や面積などでも大きく左右されます。自分の住宅がどれくらいの相場で新しくできるかは、一度業者に見積書を依頼すると分かりやすくなります。

 

木更津付近にも多くのリノベーション業者があるので、一度見積書を出してもらって住宅の改築費用を確認してみてはいかがでしょうか。

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