リノベーションコラム

リノベーションで住宅の寿命が生き返る!リノベーションの耐用年数の増やし方

古くなった住宅を新しくするために、一度住宅を手放して新しい住宅を購入する方もいます。住宅には必ず耐用年数が存在しているため、長く住み続けるにはしっかりとしたメンテナンスが必要なのです。

 

しかし、リノベーションによって住宅の寿命を伸ばすことも可能です。この記事では、リノベーションによる耐用年数の増やし方についてご紹介します。

 

1.住宅の寿命はどれくらい?

住宅には一軒一軒に「耐用年数」が存在しています。この耐用年数とは、構造や住宅自体の品質を維持できる期間や、不動産的価値がなくなるまでの期間、国が設定した年数のことを指します。

 

法律で定められた建物の耐用年数は、木造住宅で22年、鉄骨鉄筋コンクリート住宅で47年と定められています。建物の品質を維持できる耐用年数は基本的に年といわれており、住み続けるのであればしっかりとしたメンテナンスが必要なのです。

 

また、不動産的な価値がなくなることも相まって、最近では価値のあるうちに住宅を手放す方も増えました。しかし、近年注目されているリノベーションでは、これらの耐用年数を伸ばすことを可能としています。

 

リノベーションしたらメンテナンスが不要になるというわけではありませんが、一度落ちた耐用年数を、改築することによってさらに引き延ばすことができます。リノベーションは新築とほぼ変わらないという特徴を持っています。

 

改築を行うことで、耐用年数が来たら立て直すといった心配もなくなり、ライフスタイルに併せたリノベーションで長く住み続けられる住宅づくりを可能としています。

 

2.リノベーションによる耐用年数の増やし方

リノベーションをすることによって、耐用年数を増やすことができます。長く住める住宅に生まれ変わらせるためには、リノベーションにかかる費用をしっかりかけることが大切です。素材や構造、間取りなどを変更することができるので、住宅において何が必要かをしっかり考える必要があります。

 

築年数が経っているほど、新築同様にするために費用がかかってしまうこともあります。新築を購入するときと同様の費用がかかることもあり、リノベーションによる魅力が霞んでしまうかもしれません。

 

しかし、今まで住み続けていた土地を離れず、住宅の間取りや設備ひとつひとつをこだわった我が家は、新築を購入するよりも大きな魅力が溢れています。今まで住んできた住宅の耐用年数を上げるためには、コストを惜しまずに費用をかけることをオススメします。

 

購入した住宅は、多くの場合が次の世代にも受け継ぐ家であることが理想です。今住んでいる住宅が子ども、孫の代まで長く住めるようにするためにもリノベーションは必須であるといえます。

 

3.耐用年数を伸ばすリノベーションのポイント

では、耐用年数を伸ばすために、どのようなリノベーションが必要なのでしょうか。ここでは、住宅を生まれ変わらせるために。知っておくべきリノベーションのポイントについてご説明します。

 

3-1.住宅自体の耐久性を上げる

最近は震災などの自然災害で、住宅の耐久度や耐震性が見直されています。自然災害の多い日本で安全に長く住むためには、「耐震性」についてしっかり考える必要があります。特に1981年に生まれた「新耐震基準」を満たしていない住宅は、いまだに多く存在しています。

 

地震に弱い住宅は、老朽化と併せて考えても長く住み続けることは不可能です。そこで、耐震リノベーションを行って住宅自体の耐久性を上げていきましょう。耐震性のある住宅も、さまざまな構法で建設されています。

 

基本となる耐久性アップのための条件は、基礎部分に鉄筋を入れる、壁自体をさらに強固なものに補強する、住宅の接合部分を金属にして取れにくくするなどが挙げられます。

 

3-2.断熱性を高めて住宅を傷みにくくする

古い住宅には、そもそも断熱材が入っていない可能性があります。断熱性のない住宅は建物が傷みやすく、耐用年数を大幅に減少させる原因となってしまいます。そこで、リノベーションによる断熱材の導入を検討してみてください。

 

住宅自体の傷みを防ぐ役割だけではなく、夏は涼しく冬は暖かいというように住む人にも様々なメリットをもたらしてくれます。断熱材自体は壁や屋根の中に入れるため、フルリノベーションを行う必要がありますが、耐用年数を伸ばすことを考えると必要な対策です。

 

3-3.長く住むために「住み心地」を重視する

どんなに耐用年数が伸びた住宅であっても、住み心地が悪ければすぐに手放すことを考えてしまいます。長く住める住宅づくりに「住み心地」は必要不可欠です。住宅のなかに生活同線を考えた間取りはもちろん、必要な設備を備えることでより長く住み続けることができます。

 

さらに私たちの気分を楽しくさせるためには、壁紙や床材を選ぶことも大切です。見た目もこだわることで、さらに住宅への愛着が沸いていきます。その結果、耐用年数とともに長く住むこともできるので、内装にもある程度力を入れることをオススメします。

 

4.まとめ

リノベーションを行うことで、住宅が持っている耐用年数を以前より長くすることができます。これからも長く、家族が住み続けるためにはコストを惜しまずに、住宅を生まれ変わらせることが大切です。

 

木更津エリアにもリノベーション会社は多数あるので、長く住み続けられる愛着ある住宅をつくるために、リノベーションを検討してみてください。

「木更津でリノベーションするなら!おすすめ業者ランキング」